「筋トレは食事の前後どちらが最適?」
「どんな違いがある?」
食事の摂取タイミングはトレーニングへ良くも悪くも影響します。
しかしながら、食事の時間はトレーニングの◯時間前など徹底する必要はありません。
そこで本記事では、食事前後に筋トレを行う際のメリット、デメリットをまとめました。
それぞれの特徴を理解して、効果的に取り組みましょう。
筋トレは食事の前後どちらでも可能

トレーニング方法を工夫することで、筋トレは食事の前後どちらでも実施可能です。
ところが、決めたタイミングで実施できない場合、後回しにする、次の日に実施しようと思う方はいるでしょう。
しかし、最も重要なことは実施タイミングよりも筋トレを継続すること。
トレーニング効果を高める上で、食前、食後などタイミングを決めることは良いですが、以下のようなデメリットがあります。

ストレスなく続けることが大切!
次の章より食事前後の筋トレについて詳しく説明します。
食事前の筋トレについて

メリット
デメリット
実施可能なメニュー
腹筋や肩など軽い重量で鍛えられる部位のトレーニングや自重、体幹トレーニングがおすすめです。
低重量であっても、特にフォームを意識することで効果を高められます。
避けるべきメニュー
ベンチプレスやデッドリフトのような高重量を扱うメニューは避けましょう。
エネルギー不足により、普段扱っている重量が上がらない、疲労が大きいなど満足できない結果となります。
どうしても高重量メニューを行いたい場合
空腹時に高重量メニューを行う際は、以下を意識しましょう。

無理をして怪我しないよう心がけましょう!
ポイント
可能であれば、筋トレを始める1時間ほど前までにバナナやおにぎりなどのエネルギー源を摂取しましょう。
空腹時に比べてパフォーマンスが向上します。
また、集中できる環境でトレーニングを行うべきです。
インターバル中はスマホやテレビなど周囲に気を取られないよう注意し、短時間でコンパクトに行いましょう。
食事後の筋トレについて

メリット
デメリット
実施可能なメニュー
食後のトレーニングで大切なことは、消化不良の影響を受けないことです。
そのため、器具を使用する際はアームカールやショルダープレス、マシンの場合はレッグエクステンションなど、上半身を傾けずに実施可能なメニューを選びましょう。
上半身を傾けないことで、気分を悪化させることなくトレーニングを続けられます。

重量を扱うメニューなどゆっくり動作するトレーニングがおすすめ!
避けるべきメニュー
寝ながら行うメニューやHIITなど激しく動くメニューは、消化を妨げるので避けるべきです。
特に腹筋を鍛えるメニューやうつ伏せで行うメニューは腹部を圧迫するため、最後まで筋肉を追い込むことができません。
ポイント
トレーニング前に食事を摂る際は、うどんやお粥、納豆など消化されやすいものを食べましょう。
逆に、パスタやラーメンのような小麦製品、揚げ物やジャンクフードなどの高脂質な食品は消化に時間がかかるため避けるべきです。

食事内容はトレーニングへ影響します!
また、実施メニューは固定せず食事から筋トレを行うまでの空き時間によって、その都度考えましょう。
体の状態を加味することでトレーニング効果を最大限発揮できます。
終わりに
本記事でのポイントは次の通りです。
- 筋トレはメニューによって食事の前後どちらでも可能
- 食前は低負荷や動作の早いトレーニングを行う
- 食後は消化の妨げにならないメニューを選ぶ
食事の前後ともに体の状態へ適切なメニューを選び、効果的なトレーニングを行いましょう!
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