「筋肉痛にならないのはなぜ?」
「今までなっていたのに急にならなくなった」
「ならなくても筋トレ効果はある?」
せっかくトレーニングを行ったのに、筋肉痛にならないと不安になりますよね。
しかし、筋肉痛が起こらない場合でも筋肉への効果はあるため、焦る必要はありません。
そこで本記事では、トレーニング後に筋肉痛にならない原因や得られる効果にいついて紹介します。
今回の記事を読むことで筋肉痛への不安が解消され、前向きな気分でトレーニングに励むことができます。
【筋トレ効果あり!】 筋肉痛がない時の考え方

まずは、トレーニング後に筋肉痛が起こらない場合の考え方について紹介します。
結論から言うと、筋肉痛にならなくても筋肉への効果はあります。
なので、不安になったり筋トレを諦める必要はありません。
効果がある理由は以下の通りです。
最も分かりやすい点はパンプアップです。
筋肉の膨らみが目に見えて分かるため、負荷がかかっている事を判断できます。
また、トレーニング中の発汗については、筋肉量が多いほど起こりやすくなります。
しかしながら、筋肉量が少ない場合でも、発汗はしなくとも体温の上昇は感じられるため、効果は感じられるでしょう。
以上のように、筋肉痛が起きない場合でも効果はあると知ることで、トレーニング後は達成感と共に清々しい気分になる事ができます。

筋トレを行う目的は、筋肉を鍛えることでしょう。
筋肉痛になるためでは無いはずです。
筋肉痛にならない原因
次に、筋肉痛にならない原因について紹介します。
追い込みが足りない

1つ目は、トレーニング時に筋肉を追い込めていないことです。
例えば、「疲れたらやめる」「気分によって回数を変える」などモチベーション任せの実施方法では回数が足りていないことが多く、筋肉へ刺激が入りません。
つまり、トレーニングを行ったことは確かですが、筋肉を追い込めていないといった状態。
基本的には、1つのメニューに対して10回×3セットを行うことで、筋肉を追い込むトレーニングは可能です。
「7、8回目で苦しいと感じるが、9、10回目は力を振り絞ることで可能」というような重量設定で行いましょう。
負荷に慣れている
2つ目は、筋肉がトレーニング時の負荷へ慣れていることです。
適切な回数や負荷でのトレーニングを継続することで、筋肉はその負荷に耐えられるよう成長します。
しかし、同じ強度で続けていると筋肉が負荷に慣れてしまうため、今までのような成長は得られません。

これは、初めて1人暮らしをする時と同じです。
引越した直後は初めての経験が多く抵抗がありますが、時間が経つにつれて1人での生活に慣れますよね。
負荷に慣れている際は、筋肉痛有無のみでなく以下のようなことからも判断できます。

とはいえ、”負荷に慣れた=筋肉が増えている”ということになるので、良い事でもあります!
フォームが乱れている
3つ目は、トレーニング時のフォームが乱れていることです。
フォームが乱れることによって、本来使うべき筋肉が使われない分、他の筋肉で動作することとなります。
つまり、鍛えるべき筋肉へ負荷がかからないため、筋肉痛は起こりません。
意図しない部位が筋肉痛となる場合は、正しく負荷を効かせられるようフォームを見直すことで解決できます。

僕も筋トレを始めた頃は、
”胸のトレーニングを行っているつもりだが、実際は腕の筋力で動作していた”
という事が何度かありました
関節や筋肉を痛めてしまうこともあるため、フォームの乱れには注意しましょう。
筋肉痛になるタイミング

最後に、筋肉痛が起きるタイミングが早い場合と遅い場合の違いについてです。
項目 | 早い場合 | 遅い場合 |
---|---|---|
筋肉痛になるタイミング | 数時間後〜1日後 | 1〜2日後 |
鍛える筋肉の大きさ | 小さい(腕、腹筋など) | 大きい(背中、脚など) |
トレーニング速度 | 早い(2秒ほど/レップ) | ゆっくり(4秒ほど/レップ) |
トレーニング年数 | 短い | 長い |
年齢 | 若年層 | 中年層〜 |
例えば、運動習慣の少ない方が階段を登ったり自転車を使用すると、翌日にはお尻や脚が筋肉痛となる場合があります。

僕の場合、トレーニングの翌日に筋肉痛となることが多いのですが、背中のみなぜか2日後に筋肉痛になるという時期がありました。
なので、筋肉痛は必ずしも翌日に起こるということでは無いようです。
終わりに
本記事でのポイントは次の通りです。
- 筋肉痛にならなくてもトレーニング効果はある
- 追い込み不足、負荷への慣れ、フォームが不安定の場合は、適切に鍛えられず筋肉痛にはなりにくい
- 筋肉痛になるタイミングは、トレーニング内容や年数などで異なる
日々トレーニングを行っていると、筋肉痛にならない日もありますが、筋肉は刺激されています。
気にせず鍛え続けて筋肉を成長させましょう。
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