本記事は以下のような疑問を持っている方向けの記事です。
「筋トレを行うと痩せるって本当?」
「自宅でのトレーニングでも痩せられる?」
結論、自重トレーニングなど自宅で可能なトレーニングを行う事で、身体が引き締まり痩せることは可能です。
そこで本記事では、筋トレによって痩せられる理由や効率良く痩せる為に鍛えるべき部位について紹介します。
内容は以下の通りです。
自宅での筋トレで痩せる理由4選
代謝が上がる
筋肉量が増えると代謝は上がります。
理由は、筋肉による時間あたりの消費エネルギーが増えるからです。
原理は以下の通りです。
- 筋肉では他の組織と同様にエネルギーを消費している
- 筋肉量が増えるとその分エネルギーの消費量も増える
肝臓など他の組織を大きくする事は困難ですが、筋肉はトレーニングによって増やす事ができます。
少しでも代謝を上げるには筋肉量を増やす事が現実的です。
トレーニング中のエネルギー消費
筋トレやランニングなど運動時は多くのエネルギーを消費します。
これは、運動によって発汗や心拍数上昇、筋肉の働きが増える為です。
当然、仕事中や勉強中など座っている際にもエネルギーは消費していますが、運動時と比べると少ないです。
消費カロリーの目安(1分あたり)は以下の通りです。
- デスクワーク 1.2kcal
- 腕立て伏せ(20回) 10kcal
- ランニング 15kcal
腕立て伏せなどの自重トレーニングは自宅で取り組む事ができ、上記のように多くのカロリーを消費できます。
つまり、自宅でのトレーニングによってエネルギーを消費することは可能です。
トレーニング後のエネルギー消費
トレーニングによるエネルギー消費は、トレーニング時のみでなくトレーニング後も継続します。
この働きをアフターバーン効果と言います。
では、どうしてアフターバーンが起こるのかについて説明します。
トレーニングを行うと筋肉は損傷し、損傷した筋繊維は修復されます。
この修復時にエネルギーが使われます。
また、トレーニング強度が高いほど筋繊維の修復期間は長くなる為、アフターバーンも長く続きます。
つまり、筋肉が損傷してから修復する間においてもエネルギーは消費されます。
ストレスによる食欲増加を防ぐ
※この項目は、痩せる理由ではなく太りにくくなる理由となります。(痩せることに繋がる為、記載しています)
筋トレを行う事でストレスによる食欲増加を抑える事ができます。
理由は、トレーニングを行うとエンドルフィンというホルモンが分泌されストレスを軽減できるからです。
実際にトレーニングを行うと分かりますが、
始めてから少しづつ気分が前向きになり、終わった後は達成感を感じられます。
このようにトレーニング後はストレスが軽減される為、ストレスによる過食を防ぐ事ができます。
痩せるために鍛えるべき部位
痩せるためにトレーニング行う際は、大きい筋肉を鍛えるべきです。
なぜなら、小さな筋肉に比べて大きな筋肉の方がエネルギー消費量が多いからです。
なので、大きな筋肉を成長させる事でよりエネルギー消費量が増え代謝が上がります。
全身の筋肉の中で特に大きな筋肉は以下の通りです。
- 大腿四頭筋、ハムストリングス(太もも)
- 臀筋(お尻)
- 大胸筋(胸)
- 広背筋(背中)
- 三角筋(肩)
最も大きな筋肉は大腿四頭筋という太ももの前側にある筋肉です。また、下半身にはハムストリング、臀筋と他にも大きな筋肉があります。
下半身を最優先に鍛えつつ、大胸筋、三角筋など上半身のトレーニングも取り入れましょう。
筋トレで体重は減らない
トレーニングを行い筋肉が増えると、身体が引き締まり外見は向上します。
しかし、体重に関しては確実に減るわけではありません。
これは、筋肉量が増える事でその分体重も増えるからです。
また、筋肉は脂肪より重い為、筋肉がつく事で体重は増える傾向にあります。
つまり、筋トレによって身体が引き締まり痩せたように思えますが、体重の値のみを見ると痩せてはいません。
体重より見た目の改善を目的としている方にとって筋トレは最適です。
終わりに
筋トレは、筋肉を大きくしたい人だけでなく
「痩せたい!」「引き締まった体が欲しい!」と思う方にとっても最適です。
筋トレによって痩せる理由をまとめると以下の通りです。
- 代謝が上がる
- トレーニング中は多くのエネルギーを消費する
- トレーニング後は筋肉修復の為、エネルギーを消費する
- ストレスが減り、食欲をコントロールできる
これらの効果は、器具やマシンを使ったトレーニングでなく自重トレーニングのみで十分得られるので、自宅でも効果を得ることは可能です。
トレーニングを行い理想の体型を目指しましょう!
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