【自重で効果的に鍛えよう!】胸筋下部の筋トレメニュー3選

トレーニング

「胸筋下部を鍛えたいけどジムへ行く時間がない」

「自宅でも鍛えられる方法はある?」

大胸筋下部を鍛えるトレーニングは、一般的な腕立て伏せなどとは異なり、動作に一工夫必要です。

しかし、家具などを使用することで自宅でも十分に鍛えることができます。

そこで本記事では、大胸筋下部の筋トレメニューや実施方法を紹介します。

今回紹介するメニューを実施することで、胸筋下部が発達し、腹筋との間にくっきりと境目ができるでしょう。

大胸筋下部について

位置:みぞおちから肋骨上部や肩付近まで

大きさ:大胸筋全体の内の約30%を占めており、中部(約50%)の次に大きい

使用場面:腕を体の前下方向に押し出す際に使われる

  • ドアノブを下方向へ回す(ドアを開ける)際
  • シャッターを床まで下ろす(閉める)際
  • 麺棒で蕎麦やうどんなどの生地を伸ばす際 など
おはたまご
おはたまご

大胸筋下部は、日常生活での使用場面は多々あります

見た目の変化

  • 脇腹から肋骨にかけて斜めのラインができ、胸筋全体が逆三角形に見える
  • 胸の下ラインができるため、腹筋との境目(段差)ができる

大胸筋下部の自重トレーニング3選

  • インクラインプッシュアップ
  • ディップス
  • スードプッシュアップ
おはたまご
おはたまご

実施難易度は以下の順です

インクラインプッシュアップ(低)→ディップス(中)→スードプッシュアップ(高)

インクラインプッシュアップ

やり方

1.台を用意する 

・椅子やトレーニングベンチなど、膝ほどの高さが理想

・体重を乗せてもずれたり傾かない物を用意する

2. スタートポジション

・両手は肩幅ほど開いて台へ乗せる

・手の指先は、前もしくは少し外側へ向ける

・両足のつま先と両手で体を支える

・肘を伸ばした際に腕と床が垂直となるよう、足の位置を前後に調整する

・頭から踵まで一直線になるよう、背筋を伸ばす

3. 上体を下す

・肘をゆっくり曲げて上体を下す

・上体が台へ触れるほどまで下す

・背筋を伸ばした状態で行う

4. 上体を上げる

・肘をゆっくり伸ばして上体を上げる

・背筋が反らないよう注意する

ポイント

①上体を下す際は脇を閉めて行う

→肘を外側へ開くと手首を痛めるため

②上体を下す際、手全体ではなく腕の付け根辺りへ重心をのせるように行う

→胸筋下部への負荷を高められるため

③台の高さが低いほど負荷は増す(高負荷:椅子ほどの高さ、低負荷:机ほどの高さ)

ディップス

やり方

1.台を用意する

・ディップスバーや机、椅子など、腰ほどの高さの台を2つ用意する

・自身の左右に1つずつ置く(椅子の場合は背もたれが向き合うように置く)

・体重を乗せてもずれたり傾かない物を用意する

2. スタートポジション

・台へ左右の手を乗せて、上半身を20〜30度ほど前傾させる

・膝を90度ほど曲げて、足を浮かせる

・肩甲骨を寄せ、背筋を伸ばす

3. 体を下す

・肘をゆっくり曲げて体を下す

・みぞおちが台と同じ高さになるまで下す

・背筋を伸ばした状態で行う

4. 上体を上げる

・肘をゆっくり伸ばして体を上げる

ポイント

①体は下ろし過ぎないよう注意する

→肩を痛めるため。体を下ろすほど効果が高まる訳ではない

②肩甲骨を寄せ、胸を張って行う

→胸を張ることで、体を下ろした際に胸筋下部への負荷が増すため

スードプッシュアップ

やり方

1. スタートポジション

・腕立て伏せの体制をとる

・手の位置を後ろへずらす(手のひら1〜1.5個分ほど)

・手の指先は外側へ向ける

・頭から踵まで一直線になるよう、背筋を伸ばす

2. 上体を下す

・肘をゆっくり曲げて上体を下す

・胸が床へ触れる程度まで下す

・背筋を伸ばした状態で行う

3. 上体を上げる

・肘をゆっくり伸ばして上体を上げる

・背筋が反らないよう注意する

ポイント

①手は前ではなく外側へ向けて行う

→手首への負担を抑えるため

②上体を下す際は、体全体が後ろへ下がらないよう注意する

→下ろしきった際に通常の腕立て伏せと同じ体制となり、胸筋下部への負荷が減るため

③頭の位置が前後に動かないよう意識して動作する

→動作時に、体が前後に振れることを防止できるため

おはたまご
おはたまご

スードプッシュアップは、胸や腕の筋力に加えて体幹も必要なため、難易度の高いメニューです。

動作が困難な場合は以下の方法で取り組みましょう。

上体を下す高さは、下ろせる限界の高さまでとする

膝を床へ付けて行う

自宅での実施方法と注意点

上記でも記載していますが、今回紹介したメニューは以下のように自宅の家具を使用することで実施可能です。

  • インクラインプッシュアップで使用するトレーニングベンチを椅子で代用
  • ディップスで使用するディップスバーを椅子の背もたれ部分や机で代用
おはたまご
おはたまご

実際に僕は椅子を使っていましが、

ベンチに比べると幅が狭く、手幅は大きく広げられないので少し窮屈

背もたれ部分は体重をかけても意外と安定感がある

といった印象です

しかしながら、家具は木材など硬い材質で作られているので、トレーニング時に体を痛めることもあります。

そのため、手のひらが痛い場合はタオル巻く、手首が痛い場合はリストバンドを使用するなどの工夫が必要です。

とくに、今回紹介したメニューでは手首を曲げる動きが多く、途中で痛くなることがあります。

痛くて続けられない場合は、プッシュアップバーの使用によって手首を曲げずに実施することも可能です。

おはたまご
おはたまご

痛みを感じた際は、実施方法を変えてみることも重要です

終わりに

本記事でのポイントは次の通りです。

  • 大胸筋下部は日常生活でも使用場面が多い
  • インクラインプッシュアップやディップスは、家具を用いることで実施可能
  • タオルやリストバンドをすることで、体への負担を軽減できる

上部や中部のみでなく下部まで鍛えることで、分厚く立体感のある大胸筋を目指しましょう!

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おはたまご

外見より内面重視のサラリーマンです。
大学時から筋トレを始めて今も行っています。(現在8年目)
筋トレをきっかけに考え方や行動の変化(良い方向へ)を感じましたので、それらの経験を元に内面が磨かれる事について皆様へ発信していきます。
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