冬にランニングする際の服装について以下のような疑問はありませんか。
「おすすめの服装は?」
「薄着だと寒い?」
「朝や夜のランニングで意識する点は?」
冬のランニング時は体を冷やさないことが大切です。
特に早朝や夜間は気温が低くより対策が必要となります。
しかし、いざ走り始めると暑くなったりと服装選びに困るでしょう。
本記事では冬に用意するべき服装や避けるべき服装、アイテムについて紹介します。
用意するべき服装・アイテム4選
ウインドブレーカー
ウインドブレーカーは体を冷やさない点において最適です。
理由は以下2つです。
冬に体が冷える原因の1つは風が体に当たることです。
そこで、防風機能によって風から体を守り体温を維持します。
デメリットは風の抵抗を受けやすいことです。
強い向かい風の場合は前へ進みにくく、追い風の場合は後ろから押されるようなイメージです。
1着は持っておきたい万能ウェア!
吸水速乾性インナー
吸水速乾素材によって汗の冷えによる体温低下を防ぐことができます。
理由は以下2つです。
例えば綿素材の場合、水分の吸収性は高いですが吸収した水分は乾きにくいです。
ですが、吸水速乾素材は汗を吸収しその汗を発散させることができます。
つまり、インナーが乾いた状態を保ちやすくなります。
特にランニング後や休憩中など、体を動かしていない際はより汗冷えを感じます。
インナーで汗を吸収し体温低下を防ぎましょう。
コンプレッションインナー
コンプレッションインナー(野球部がよく着ているピチピチのインナー)は体温を上げる効果があります。
体へ適度な圧がかかるので少しの動きで体温が上がります。
そのため、走り始めてから体温が上がるまでの時間を短縮できます。
しかし着心地に関しては、体が締め付けられるような感覚のため好き嫌い別れます。
また、汗を含みやすくランニング後は肌触りが冷たくなります。
体温が下がる前に脱ぎましょう!
手袋
手先を冷やさないためには手袋の着用が必須です。
ランニング中は体温が上がりますが、手は常に冷たい空気や風に当たります。
手が冷えた際のデメリットは以下3つです。
特に音楽を聴きながら走る方など、途中でスマホを触る際に手がかじかんでうまく操作できないということがあります。
手先の冷えが気になる場合は手袋を使用しましょう。
手袋もインナーと同じく吸水速乾素材がおすすめ!
避けたい服装・アイテム2選
フード付きウェア
フード付きのウェアには以下のようなデメリットがあります。
フードを被る場合は、視界の左右が遮られ視野が狭くなるため危険です。
イヤホンを使用する際は外部音も聞こえないので、より周囲の状況を把握できなくなります。
逆にフードを被らない場合は、フードの揺れが気になり集中力が下がります。
頭部を寒さから守るには、ニット帽やイヤーウォーマーが最適!
生地が厚い服
トレーナーや裏起毛など分厚い服はおすすめできません。
理由は以下3つです。
上記でも記載していますが冬のランニング中であっても汗は出ます。
そのため、厚い服では発汗量が多く不快感が増します。
また、ゴワゴワして腕を振りづらい、汗をかいた際の脱着時に体に引っかかるなど小さなストレスとなります。
温度調節できるよう薄いウェアの重ね着がおすすめです。
服装選びは色も重要
冬のランニング時は機能性だけでなく色も意識しましょう。
理由は以下2つです。
冬の早朝や夜間など暗い時間帯に走る際は、車や自転車から見えにくく危険です。
明るい色や反射材の付いているウェア、シューズを身につけ存在をアピールしましょう。
また、早朝でも太陽に照らされた道であれば日差しが暖かくランニングには最適です。
しかし、黒や紺色のウェアは太陽光を吸収しやすいため、着込み過ぎないよう注意しましょう。
迷った時は白色がおすすめ!
冬でも多くの汗をかく
冬でもランニング時は多量の汗をかきます。
実際に僕は以下の条件で走っていますが、額に流れるほどの汗が出ます。
走り始めは寒く汗をかくとは想像できませんが、5分ほど走ると汗が出てきます。
ですがその分、ランニング後は汗が急速に冷え再度寒くなります。
ランニング後はできるだけ早く風呂に入る、もしくは着替えることを意識しましょう。
最低でも汗を1番多く含んでいるインナーは脱ぐべきです。
また、水分補給も重要です。
冬は喉が乾きにくく水分補給を忘れやすいですが、ランニングでは多量の水分を排出します。
水でもプロテインでも良いのでしっかり補給しましょう。
頑張って走りきった後は、水のおいしさが倍増します!
終わりに
冬の早朝にランニングする上で大切なことは、体を冷やさないことです。
そのため、服装やアイテムを意識して風や汗冷えから身を守るべきです。
寒さに負けず走り続けましょう!
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